築古でも価値が上がる家の共通点
IPリノベーションを経営していると、よくこんな声を聞きます。
「築30年だから売れませんよね?」
「古い家は、もう価値がないですよね?」
私ははっきりお伝えしています。
築年数=価値ではありません。
築古でも“選ばれる家”には、明確な共通点があります。
■ 共通点①「立地」は変わらない資産
まず一番大きいのは立地です。
・生活利便性がある
・学校や商業施設が近い
・将来的に人口が安定しているエリア
建物は直せますが、立地は変えられません。
静岡エリアでも、駅徒歩圏や生活動線が整った場所は、築年数が経っていても安定した需要があります。
築古でも価値が落ちにくい家は、
“土地力”を持っている家です。
■ 共通点② 構造がしっかりしている
見た目が古くても、
・基礎に大きなクラックがない
・傾きがない
・雨漏り履歴がない
・シロアリ被害が適切に対処されている
こうした「骨格」が健全な家は、再生のポテンシャルが高い。
リノベーションは“化粧”ではありません。
土台がしっかりしていれば、価値は再構築できます。
■ 共通点③ 間取りに“余白”がある
価値が上がる築古物件には、
「変えられる余白」があります。
・壁式ではなく間仕切り変更が可能
・和室続き間をLDKに拡張できる
・天井を抜けば梁が活かせる
今の暮らしに合わせて再設計できる家は、
築年数を“個性”に変えられます。
逆に、変更が難しい間取りは価値を上げにくい。
■ 共通点④ ストーリーをつくれる家
これは数字に出にくいですが、とても重要です。
・古材が活かせる
・梁や柱に味がある
・昭和の雰囲気を活かせる
「ただ古い家」ではなく、
“再編集できる家”は強い。
今の市場では、
新築よりも“自分らしさ”を求める層が確実に増えています。
■ 共通点⑤ 手を入れる順番を間違えない
築古でも価値が上がる家は、
やみくもにお金をかけていません。
・水回りは清潔感重視
・外観は第一印象を整える
・断熱や性能は将来コストを抑える投資
出口を見据えて、必要なところに集中投資する。
これができると、
築30年でも40年でも価値は上がります。
■ 築年数より“再生力”
中古住宅は「消費」ではなく「再設計できる資産」です。
築古でも価値が上がる家の共通点は、
✔ 立地
✔ 構造
✔ 可変性
✔ ストーリー性
✔ 戦略的リノベーション
この5つ。
IPリノベーションでは、
「古いかどうか」ではなく、
「伸びしろがあるかどうか」で判断します。
築古だからと諦めるのは、もったいない。
むしろ今は、築古が面白い時代です。
その家に、まだ価値の種は残っていませんか?

